牛肉アレルギーのある子供の託児所でのアレルギー対策

食物アレルギーは乳児から症状が出ている事が多く、アレルギー対策は授乳中から始まっています。幼児期に他の子供たちと触れ合う事は大切で、親の都合だけでなく社会性を育むためにも託児所の利用は有効です。託児所や保育園など集団の中で食物アレルギーのある子供は食事やおやつの時には他の子供より気をつけなくてはならない事があります。
例えば、牛肉アレルギーのある子供の場合、その託児所で食事を作る時は、微量の成分も口から入らないように鍋や調理箸を牛肉を使う調理用と分ける必要があります。ここでしっかりと分けていないと、牛肉は食べさせていないのに翌日湿疹が顔に出てしまったり、アレルギーが重症の子供の場合は食事中にアナフィラキシーショックなど重い症状が始まります。
調理用の器具を分けるだけではまだアレルギー対策は十分ではありません。子供は他の子供の手を触ったり、おもちゃをかじったりします。牛肉を食べた子供がもし手で牛肉を触っていた場合、その触った手でアレルギーのある子供と手をつなぐと手のひらにかゆみを感じる子供もいます。またつないだ手を自分の口でなめてしまう可能性もあります。アレルギー対策をしている子供の手を清潔に保つだけでなく、託児所全体の子供の清潔、特に食事前だけでなく食後の手洗いにも注意が必要です。
さらに子供たちのおもちゃに関しても気を配らなければいけません。食事を手で触る事は小さな子供さんには当たり前に起こる事です。また、おもちゃを口に入れる事もよくみられます。おもちゃに牛肉の成分が付着していると、当然手や口のかゆみが起こる可能性があります。使用後のおもちゃを消毒用アルコールなどを使用して1日に1回は清潔に保つ事が重要です。